さいたま市の外壁塗装とシーリングで家を守る!シーリングの大切さ
- 2025年06月05日
- ニュース&トピックス
【外壁塗装とシーリングの大切さ】
劣化を防ぎ、家を守るポイントは?
たとえば、外壁塗装を検討されている方の多くが気にされるのは「塗料の種類」や「耐久年数」ではないでしょうか。
もちろん、 これらも大切な要素です。
しかし、外壁塗装と同じくらい、もしくはそれ以上に重要なのが「シーリング(コーキング)」の役割です。
そこで今回は、「外壁塗装 シーリング 大切さ」をテーマに、シーリングとは何か、なぜメンテナンスが重要なのか、見落とすとどうなるのかを詳しく解説していきます。
シーリング(コーキング)とは?
まず、シーリングとは、建物の外壁の継ぎ目(目地)や、サッシ周りなどの隙間を埋めるゴム状の材料のことです。
主な役割は次の3つです。
①雨水の侵入を防ぐ防水機能
②外壁のひび割れやズレを吸収する緩衝材としての役割
③気密性や断熱性の向上
たとえば、外壁材がサイディングの場合、パネル同士の間に目地があり、そこにシーリング材が使われています。
このように、シーリングが劣化すると、そこから雨水が侵入し、内部の構造材を腐らせる原因になります。
では、外壁塗装とセットでシーリング工事が必要な理由は?
外壁塗装は美観の維持や表面の保護が主な目的です。
したがって、塗装を行うことで、紫外線や風雨から外壁を守り、劣化を防ぐことができます。
しかし、外壁塗装だけでは、サッシ周りや目地からの水の侵入を防ぐことはできません。
そのため、シーリングが不可欠なのです。
シーリングは、外壁塗装と連携して働く重要な役割を果たします。
目地やサッシ周りの隙間を埋め、雨水や湿気の侵入を防ぐ最前線の防御線です。
その結果として、建物内部を保護し、長期的な耐久性を確保します。
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塗装だけでは防げない「目地からの雨漏り」
塗装をきれいに仕上げても、シーリングがひび割れていたり、すでに硬化している場合は雨漏りリスクが残ったままです。
特に、サイディング外壁は目地が多いため、シーリングの劣化が早く目立ちます。
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外壁材の寿命を縮める原因に
その結果、シーリングが切れて隙間ができると、雨水だけでなく湿気も内部に入り込みます。
これが構造体や断熱材を腐らせたり、カビの原因になることも。
したがって、外壁材そのものの耐久年数を大きく下げてしまう可能性があります。
では、シーリングの寿命は何年?いつ補修が必要なのか。
シーリング材の寿命は一般的に7〜10年程度と言われていますが、使用するシーリング材の種類や、設置されている環境によって異なることを理解しておくことが重要です。
例えば、変成シリコン系やポリウレタン系の高耐久シーリング材は、長期間にわたって安定した性能を発揮しますが、過酷な気象条件や強い紫外線を浴びると、劣化が早まることがあります。
そのため、シーリング材が劣化した場合には、早急に補修を行うことが求められます。
具体的には、ひび割れや剥がれ、弾力の低下が見られた場合には、すぐに打ち替えや補修工事を行うことが推奨されます。
【ひび割れ】
【肉やせ(薄くなっている)】
【剥がれや隙間】
【弾力がなくなっている】
理想的には、外壁塗装のタイミング(10年前後)でシーリングも一緒に補修・打ち替えを行うのが理想です。
さらに、シーリングの施工方法と種類
また、シーリングの工法には2種類あります。
- 打ち替え工法
古いシーリング材を完全に撤去し、新しいものを打ち直す方法。耐久性が最も高く、劣化が進んでいる場合に推奨されます。
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増し打ち工法
既存のシーリング材の上から新たに打ち足す方法。目地の奥行きに余裕がある場合や、劣化が軽微な場合に限り採用されます。
加えて、シーリング材にも種類がありますが、近年には高耐久な「変成シリコン系」や「ポリウレタン系」が主流です。
次に、外壁塗装と同時にシーリング工事を行うメリット
加えて、外壁塗装とシーリング工事を同時に行うことで、さまざまなメリットが得られます。
まず、足場代を節約できるという点が挙げられます。
外壁塗装とシーリング工事を別々に行う場合、別々の足場を組む必要があり、そのコストが2重にかかってしまいます。
しかし、同時に行うことで、足場代を一度で済ませることができ、結果的に10万円〜20万円程度の節約が可能となります。
また、塗装とシーリングを同時に行うことにより、外壁全体の美観が統一され、仕上がりの美しさが増します。
このように、両者を同時に施工することで、見た目の整合性が取れ、全体的な印象が良くなります。
劣化スピードを均一にできる
さらに、塗装とシーリングの劣化が同じタイミングで進むことで、次回のメンテナンス計画が立てやすくなるというメリットもあります。
では、シーリング工事をしないとどうなる?
シーリングを放置してしまうと、結果として以下のような深刻なトラブルに繋がることがあります。
たとえば、
雨漏り発生 → 壁内部の断熱材・柱の腐食
シロアリ被害 → 湿気を好むため、腐った木材を狙って侵入
カビ・結露の発生 → 室内の健康被害へ
修繕費用の増加 → 内部にまで被害が及ぶと、50万円〜100万円以上の補修費用になることも・・・
よくある質問(FAQ)
Q. 外壁塗装とシーリングの関係は?
外壁塗装とシーリングは、それぞれ異なる役割を担っていますが、どちらも家を守るためには欠かせません。
まず、外壁塗装は主に外壁を美しく保ち、表面を保護するためのものです。
しかし、塗装だけでは、目地や隙間からの水の侵入を防ぐことはできません。
そのため、シーリングは、防水や気密性を保つための重要な役割を果たします。
シーリングは、目地やサッシ周りの隙間を埋め、雨水や湿気の侵入を防ぐため、外壁塗装とシーリングは互いに補完し合う関係にあるのです。
Q. シーリングの補修をしない場合、どんなリスクがあるのか?
シーリングを補修しない場合、以下のような深刻なリスクが考えられます。
まず第一に、シーリングが劣化し、ひび割れや隙間ができると、雨水が建物内部に侵入する原因となります。
これにより、構造材や断熱材が湿気を吸い込み、最終的には腐敗やカビの発生を招くことになります。
さらに、長期間放置すると、修理費用が高額になる場合があります。
このような問題を避けるためにも、シーリングの劣化を見逃さず、適切なタイミングで補修を行うことが重要です。
Q. シーリング材の寿命はどのくらいか?
シーリング材の寿命は、通常7〜10年程度と言われていますが、実際にはいくつかの要因によって変動します。
例えば、使用するシーリング材の種類や設置場所、そして地域の気候が影響を与えます。
特に紫外線や温度差の大きい環境下では、シーリングの劣化が早まることがあります。
したがって、定期的にシーリングの状態をチェックすることが推奨されます。
なお、シーリング材の劣化のサインとしては、ひび割れや剥がれ、弾力の低下が挙げられます。
これらの兆候が見られた場合、早急に補修や打ち替えを行うことが望ましいです。そうすることで、建物の寿命を延ばし、最終的な修理費用を抑えることができます。
シーリングと外壁塗装をセットで考えよう
外壁塗装を行う際には、シーリング工事をセットで考えることが非常に重要です。
塗装が美しさと保護機能を提供するのに対して、シーリングは建物の耐久性と安全性を守る役割を果たします。
どちらか一方をおろそかにすると、長期的には問題が発生し、追加の修理が必要となる可能性が高くなります。
そのため、定期的なメンテナンスと早期の対応が、結果として修理費用を抑えることに繋がります。
外壁塗装とシーリング工事を同時に行うことによるメリットは多く、効率的かつ経済的な選択肢です。適切なタイミングでの施工と、メンテナンスによって家を守り、長持ちさせることが可能です。
ちなみに、サイワ塗装工業では全ての塗装プランにシーリング工事も含まれております!
さらに、使用する塗料に合わせて、耐久性の高いシーリング材もご用意しております。
もちろん、シーリング工事だけの工事も承っております。
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