埼玉県さいたま市西区T様邸 太陽光パネル着脱 屋根カバー工法 外壁塗装工事

埼玉県さいたま市西区T様邸にて外壁塗装工事と屋根のカバー工法を施工いたしました。
- 塗装箇所 屋根・外壁・付帯部・ベランダ
- 屋根 アイジー工業 スーパーガルテクト
シェイドチャコール
- 外壁 日本ペイント パーフェクトトップ
ND-373 3分艶
ND-013 3分艶
- 付帯部 日本ペイント ファインシリコンフレッシュ
オーク 3分艶
- ベランダ FRPトップコート
築14年を迎えた戸建て住宅T様邸にて、初めての外壁・屋根リフォーム工事のご相談を頂きました。
そのほか軒天や付帯部の補修も含めて建物全体をトータルでメンテナンスさせていただきました。
現地調査で確認したところ、屋根材には「パミール」が使用されており表面が剥離して層状に剥がれ落ちている状態でした。
パミールはノンアスベスト屋根と言われ、過去に流通していたスレート屋根材で経年により層間剝離やひび割れが起きやすく、塗装では対応できない「塗れない屋根」として知られています。
このため今回は既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法をご提案いたしました。
撤去費用を抑えつつ耐久性の高い新しい屋根を取り付けられる、効率的な屋根リフォームの手段です。
新たな屋根材にはアイジー工業のスーパーガルテクトを採用。
ガルバリウム鋼板に断熱材を一体化させた高性能屋根材で、軽量かつ耐久性・遮熱性に優れ、住宅の負担を抑えつつ快適性を高めてくれます。耐用年数は約25年~30年が期待されています。
金属屋根でありながら、表面にはマットな質感があり、デザイン性の高さでも人気があります。
また、T様邸は屋根に太陽光パネルが設置されており、カバー工法を行うには一度取り外す必要がありました。
そのため、施工の際は太陽光パネルを一時取り外した後、屋根のカバー工法を施工した後再設置という流れで施工いたしました。
再設置時には従来の屋根に穴を開けて金具を固定する方法ではなく、穴を開けずに取り付けられる「キャッチ工法」を採用しました。
キャッチ工法は屋根材を挟み込む構造で固定するため、防水性能を損なわず雨漏りリスクが低くなります。
特に新しい屋根にとっては、長寿命を保ちながら太陽光パネルを安全に再利用できる大きなメリットとなります。
外壁には日本ペイントの「パーフェクトトップ」を使用。
高い耐候性とコストパフォーマンスを兼ね備えたラジカル制御型塗料で、低汚染性も備わっており長期的な美観維持に優れています。
お色は元々上下で色分けされていましたが、今回は建物の形状に合わせた新たな配色をお選びになりました。
前に出ている部分はND-373、裏側や突き出し部分はND-013です。
建物の立体感が際立ち、よりスタイリッシュで引き締まった印象に仕上がりました。
更に、調査の際に軒天部分に雨水の侵入があることが判明しました。
原因は幕板上部からの雨水のまわり込みで軒天の一部に傷みが出ていたため、補修工事も同時に実施しました。
塗装や屋根の施工にとどまらず、こうした構造的な不具合の早期発見と対応ができるのも外装工事専門業者の強みです。
住まいの寿命を延ばすためには、適切な時期に、状態に応じた工事を行うことが大切です。
お家で気になる点があれば、是非お気軽にご相談ください!
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工事中レポート
- 2025年06月23日
- 屋根・外壁塗装(一般住宅) , 施工事例
