埼玉県さいたま市西区N様邸 築30年 外壁塗装と屋根カバー工法で美観と耐久性が大幅向上
お問い合わせのきっかけ
N様は、さいたま市内の看板広告をご覧いただいたことをきっかけにお問い合わせくださいました。築30年を迎え、そろそろ外装全体のメンテナンスが必要だと感じていたとのことです。
施工前状況
現地調査では、外壁の塗膜がかなり劣化し、大きく剥がれている部分が複数箇所見受けられました。また、軒天(天井部分)の腐食も確認でき、このまま放置すると雨水の侵入や内部木材の劣化にもつながる危険性がある状態でした。
築年数が30年になると、塗膜の防水性がゼロに近くなってしまい、外壁材自体が水分を吸って傷みが進行しやすくなります。
外壁:パーフェクトトップ/ND-013 艶有
外壁には日本ペイントの高耐候塗料「パーフェクトトップ」を採用。紫外線に強いラジカル制御型塗料として人気が高く、色あせしにくい・汚れにくいという特徴があります。特に“耐久性の高さ”と“価格のバランス”の良さから、さいたま市内でも多くのお客様に選ばれている塗料です。
今回は劣化がかなり進んでいたため、高圧洗浄の後、下地の状態を丁寧に整えることからスタートしました。剥がれている箇所を削り取り、ひび割れを補修し、密着を高める下塗り材をしっかりと塗布。その後に中塗り・上塗りを重ね、塗膜の厚みと保護力を確実に復活させています。
カラーはND-013のグレー系。落ち着いたグレーに変えたことで、建物全体が引き締まり、上品な雰囲気へと生まれ変わりました。艶有仕上げのため日光があたるとほどよい光沢が出て、美観性も大きく向上しています。
屋根:スーパーガルテクト/シェイドブラック
屋根は傷みが進行し、既存屋根材を一度撤去したうえでカバー工法を施工しました。
採用した「スーパーガルテクト」は、遮熱性と断熱性能の高さが特徴のガルバリウム鋼板屋根で、軽量で建物への負担も少なく、耐久性も非常に優れています。夏場の屋根面温度の上昇を抑える効果が期待でき、電気代の節約にもつながる人気の屋根材です。
今回は既存屋根を撤去後、防水シート(ルーフィング)を新設し、下地を整えてからスーパーガルテクトを施工。カバー工法は葺き替えよりも工期が短く、費用も抑えやすいメリットがあります。
シェイドブラックは外壁のグレーと相性がよく、引き締まったスタイリッシュな印象をつくり出しました。
これから外壁塗装を考えている方へ
外壁の劣化症状には、チョーキング、ひび割れ、塗膜の浮き、そして今回のような“重度の塗膜剥がれ”など様々な種類があります。
初期段階の劣化であれば比較的少ない補修で美しく仕上がりますが、劣化が進み重症化している場合は、下地処理や補修作業に手間がかかり、元の状態を完全に戻すことが難しくなります。
少しでも気になるサインがあれば、専門家による診断をおすすめします。早めのメンテナンスが結果的に費用を抑え、建物を長持ちさせる最善策です。
外壁塗装や屋根のリフォームをご検討中の方は、ぜひサイワ塗装工業にご相談ください。
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工事中レポート
- 2025年11月28日
- 屋根・外壁塗装(一般住宅) , 施工事例



































































