さいたま市中央区大戸S様邸 塗膜劣化 一部外壁塗装工事 下地処理の大切さ

さいたま市中央区大戸にて、外壁の一部下地調整、塗装を施工させていただきました。
築40年、モルタル外壁でこれまでに2度、外装リフォーム経験をされていました。
しかし、正面の一部で「塗膜が膨れて穴があいている」という状態でご相談をお受けしました。
直ぐに現地確認をさせていただき、外壁の膨れは目視ですぐに確認できました。
膨れて浮き上がった旧塗膜を完全に除去します。現塗膜をしっかりと除去する事で、後の塗装の品質に直結します 。
塗膜の除去には機械ケレンも使用します。
機械ケレン(サンダーケレン)とは、電動工具を使って塗装前に旧塗膜や錆を効率よく除去する重要な下地処理工程です。
特に、2種ケレン(広範囲の錆や劣化)と3種ケレン(部分的な劣化)で使い分けられ、塗料の密着性や仕上がりの美しさ、耐久性を大きく向上させるため、塗装工事では欠かせません!
塗装の仕上がり・塗装の長持ちにも直結する為、しっかりと施工させていただきます。
その後、カチオン系下地調整剤による下地形成を行います。
カチオン(+)とモルタル・コンクリート(-)との電荷反応で、密着力が劇的に向上します。
さらに、微細なクラック(ひび割れ)もカバーし、防水性の向上にも寄与します !
塗装工程は下塗り4回・上塗り2回で形成させていただきました。
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下塗り:カチオン系シーラーの吸込みが激しかったため4回重ね塗りを実施
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上塗り:中塗り・仕上げ塗りともに2回ずつ。ただし今回は「上塗り2回」
このような状況に応じた塗膜の形成は、仕上がりと耐久性を両立するためにとても有効です!
外壁のみならず、柱にも錆や亀裂が見られたため、これらも補修。錆をケレンで除去し、防錆処理および下地整備を行った後、十分な塗装を行いました。
外壁全体の見た目を統一するため、既存の色に合わせて上塗り。違和感のない仕上がりを実現し、外観全体の景観も保たれました!
下地がしっかりしていなければ、再び膨れや剥がれが発生するリスクが高まります。
その点、カチオン系下地処理材は、モルタル壁の劣化対策に非常に効果的で、密着性・耐久性・防水性を格段に引き上げます。
気になるところも全て綺麗になり、お客様からは安心して過ごせるとご満足のお声をいただきました!
施工事例にリフォーム等の例もございますのでご参考までにご覧ください!
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S様この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。
工事中レポート
- 2025年07月14日
- 屋根・外壁塗装(一般住宅) , 施工事例
